沖縄県主催:レッツスタディー!ウチナーネットワーク事業
沖縄NGOセンターが実施した期間:2016年~2022年
現在、本事業の運営は別団体が行っておりますので、
お問い合わせ等は沖縄県文化観光スポーツ部交流推進課までお願いいたします。
2023年9月現在

新着のお知らせ/活動情報

レッツスタディー!こんにちはアキラさん!

【レッツスタディー!出前講座】興南高校 開催しました!

 

みなさんこんにちは!

 

10月もあっという間に後半に入り、ウチナーンチュ大会も、もうすぐということでワクワクしている方も多いのではないでしょうか。

 

さてさて、去る9月に興南高校JRC・インターアクトクラブで実施された

レッツスタディー!こんにちはアキラさん!についてご報告いたします。

 

今回は、ゲストにブラジル出身の日系3世であるアキラさんをお迎えし、講座を実施しました。

 

沖縄移民に関するクイズの後は、ゲストをお迎えする前に、ブラジルに関するゲームやポルトガル語を生徒たちと一緒に練習しました。

ブラジルの場所は何番か、移動しながら悩む生徒たち。

そしてついにアキラさんが登場!アキラさんははじめに自己紹介をポルトガル語で話し始め、ざわつく生徒たち。

その後、もっとわかる言葉で話してほしいとお願いすると、なんと、うちなーぐちをペラペラと話し始めました。生徒たちからは、思わず驚きの声が漏れていました。実はアキラさんはブラジルでうちなーぐちを学び、今では沖縄でうちなーぐち講師でもあります。

 

その後は、アキラさんが沖縄とのルーツを感じたきっかけや、沖縄での実体験などをインタビュー形式でお話してもらいました。

 

次に、生徒たちからの質問にもお答えしてもらいました。

はじめに、世界のウチナーンチュから見た沖縄のいいところについて、アキラさんは、移民先の国についてわからずに移民したウチナーンチュはほんとうにすごい、その人達が築いてくれたおかげだと話していました。

沖縄とブラジルで何か似ているものはあるか?という質問には、ブラジルでも黒糖やさとうきびはよく食べると話していました。

 

生徒たちからの質問のあとは、アキラさんから生徒たちに向けて質問がありました。

うちなーぐちの講師も務めるアキラさんは、生徒たちへうちなーぐちについてどう思ってる?という質問を投げかけました。

 

生徒たちからは、祖母などからしかうちなーぐちを聞く機会がない、全然話せないのでもっと学びたい、日常会話くらいはできるようになりたいとの意見が挙がりました。

 

最後に生徒さんたちから頂いた感想をご紹介します!

・世界の国々に、40万人以上のうちなーんちゅがいることから、どの国に行ってもうちなーんちゅがいることの安心感でた。

 

・実際に沖縄に住んでいる私ですら知らないうちなーぐちや方言を知っていたり話したりしていてすごくびっくりした。

 

・アキラさんを見て、ウチナーンチュはみんなおもしろくて親しみやすさがあるし、温かい人が多いのかなと思った。

 

・沖縄のことを好きだと思っていてくれる皆さんのためにも、うちなーぐちや沖縄の文化、沖縄戦について受け継ぎ、次の世代へと語り継ぐことができる人になりたいと思った。

 

・アキラさんがいざ沖縄に来た時に皆方言がしゃべれなくて驚いたという話を聞いて、やっぱり沖縄の人は方言をしゃべれないのが課題だなと感じた。

 

・沖縄には、うちなーぐちをはじめとし、組踊や琉舞、三線など独特で素晴らしい文化がたくさんあって、それはとても誇らしいことだと改めて気づけた。

 

アキラさん、先生、JRC・インターアクトクラブのみなさん、ありがとうございました!