沖縄県主催:レッツスタディー!ウチナーネットワーク事業
沖縄NGOセンターが実施した期間:2016年~2022年
現在、本事業の運営は別団体が行っておりますので、
お問い合わせ等は沖縄県文化観光スポーツ部交流推進課までお願いいたします。
2023年9月現在

新着のお知らせ/活動情報

世界のウチナーンチュとつながろう@南大東小学校

1030!世界のウチナーンチュの日出前授業
南大東小学校にて行ってきました~!

今回は、ボリビア出身日系2世の山城興太さんと一緒です。

 

出前授業内容は、
①移民クイズ
②買い物ゲーム
③こうたさんのお話
です。

買い物ゲームはお店を2つ設け、全員が体験できるようにしました。
最初は言葉が通じない中で、どのように買い物をしていいのか戸惑っていた子どもたちでしたが、コツをつかみ、ジェスチャーを使いながら買い物をしていました!
中には私たちが話したスペイン語を覚え、ほしい品物を聞こえた単語を使っている子もいました。
子どもたちの飲み込みが早くて、2人ともビックリ!!
「難しかった~」や「ジェスチャー使って買い物できたのが嬉しかった!」など感想がありました。

 

こうたさんのお話では、こうたさんがなぜボリビアで生まれ育ったのか、どのような想いで沖縄にきて、現在沖縄で過ごしているのか、クイズや写真を使ってお話してもらいました。

こうたさんのおじいちゃんは、戦後、第1次移民としてボリビアに渡りました。
広い土地がもらえると思っていった先は、なんとジャングルだった!と実際の写真を見た子どもたちは「わぁ~!」と驚きの声を上げていました。

三線に興味を持ったこうたさんは、それをきっかけに『沖縄に行ってみんなと三線やエイサーがしたい』と思うようになったそうです。
しかし、三線できる人が周りに少なかったことに驚いたと沖縄に来てのビックリを話してくれました。
また、今沖縄に来て思うこと。いろいろ悩んだ時期もあったけど、『オキナワ』と『ボリビア』二つ持っていることが自分であり、離れているからこそ、スペイン語などボリビアの部分を大切にしたいと話してくれました。さらに、いつか島を離れる子どもたちへ、「外に出た時に違う文化に戸惑うこともあると思うけど、自分が生まれ育ったふるさとの文化も大切にしてほしい」と伝えていました。

 

最後は、子どもたちに世界の楽器を持ってもらい、こうたさんの三線に合わせて、カルナバリートを演奏しました♪

子どもたちからは
・楽器演奏が楽しかった!
・自分も島を出たときにふるさとの文化を大切にしたい
・いつかボリビアにいって、こうたさんの家に泊めてもらいたい!
などの声が聞こえてきました。

 

南大東小学校のみなさん、ありがとうございました~!