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JT 平成24年度NPO助成事業 国際ワークキャンプin糸満市〜地域の人々に出会い、学び、生きることを共に考える2012年夏〜

地域の人々に出会い、学び、生きることを共に考える2012年夏

ワークキャンプ風景

期間
2012年5月〜10月
プログラム実施期間
2012年8月11日〜8月20日(9泊10日)
参加者
15名 留学生4名(中国2、ポーランド1、ボリビア1)、
大学生2名、高校生1名、インターン3名、ボランティア5名
内容
地域づくりの取り組みを行っている糸満市米須地区で地域の方々、海外・沖縄の若者との交流や活動を通して地域に生きることを共に学ぶ。
  1. 地域の生活体験:米須地区の方々と共に地域を歩き、会話や活動を通して地域の生活を体験し、地域に生きることを考えた。
    活動内容:米須村丸ごと生活博物館事業、ホームステイ(一部参加者)
  2. 旧暦文化体験:綱作り・綱引きを通して沖縄の生活の中にある旧暦文化を体験した。
  3. 平和活動:沖縄戦の激戦地を歩き、体験者の話を聞き、留学生からはアジア、中国の戦争経験、戦争や平和に関する話を聞きながら、平和について考えた。
    活動内容:体験談、ひめゆり平和祈念資料館見学、振り返りワークショップ、慰霊塔清掃
  4. 環境活動:昔から、生活に欠かせない水を得るためにどのような工夫・努力をしたのか、また水を確保することで環境にどのような影響を与えているのか学習と活動を通して学んだ。
    活動内容:沖縄県の水問題、海の自然に関する学習、米須地区内の水にまつわる史跡めぐり、地下ダム見学、海岸クリーンアップ活動
事業実施
6/24 事前講座:地域国際化ワークショップVol1.〜地域と大学の連携〜
参加人数:20名(沖縄キリスト教学院大学学生、教員)、地域ガイド7名
時間:9:00〜13:00
7/1-7/30 参加募集
7/18 事前講座:地域国際化ワークショップVol2.〜ワークキャンプってなあに?〜
参加人数:15名
時間:19:00〜20:30
8/2 米須世話役会参加、ホストファミリーへの説明
8/11〜8/20 ワークキャンププログラム実施
8/11〜8/20 米須地域振り返り
    
 

参加者の感想より(抜粋)

  1. 私は沖縄に来る前、「沖縄戦」の歴史全然知りませんでした。ですから、久保田千代子さんの話を聞いてから、その戦争の痛ましさをしみじみと感じられました。私は今回山城さんの家にホームステイをしていました。短い三泊四日に六人の家族と食事をしたり、しゃべったり、遊んだりして、すごく楽しんで過ごしました。山城さん、暖かい家族の一員を体験させていただいて、どうもありがとうございました。この国際ワークキャンプを通して、私は新しい友達いっぱい作りました。みんな一緒に行動して、ご飯を作って食べて、寝て、仲良しになって、幸せな十日間をあっという間にすごしました。(留学生・中国)
  2. ワークキャンプに参加してポーランドや中国、沖縄の方々と交流できて楽しかったです。中国の参加者からは南京であった事を聞き、沖縄の参加者からは「南京の事については日本の教科書などにはのっていない」と言う事を知りました。ボリビアの学校では第二次世界大戦はヨーロッパのことについては勉強しますが、アジアの歴史は勉強しないので、今回日本と中国の歴史を学べてよかったです。今回のワークキャンプで自分の国をもっと勉強して紹介したいと思いました。充実した日々を過ごし、色々学び、参加者と仲良くなれて楽しかったです!(留学生・ボリビア)
  3. 私は出身地のこと知らなさすぎると反省しました。私は地元にあまり思い入れがなく、沖縄の人たちの地元愛にはしばしば共感出来ずにいたのですが、10月に帰ったときには地元に向きあってみようと思いました。そう思えたのも、太田さんが「アイデンティティは一つじゃなくてもいい」と話してくれたことで、私の中で自分のアイデンティティは沖縄だと言い聞かせている部分から開放することが出来たからだと思います。(大学生・大阪)
  4. キャンプに参加する前までは、地元である糸満市で開催されることもありプログラムにそれ程興味は無く、国際交流ができたらいいなという軽い気持ちで参加しました。しかし、実際にキャンプを通して地元なのに新しい発見があったり、問題を見つけることができ、とても良い経験となりました。(大学生・沖縄)

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