世界と私と未来をつなぐ授業づくりガイド-開発教育・ESDを教室へ

¥1,100 (税込)

企画・制作:DEAR授業づくりサークル
発行:開発教育協会/DEAR
2011.11.15発行、B5判82頁
対象:教員・実践者・研究者

【目次】

第1部 開発教育について

第2部 実践報告

実践事例1 ゴミ処理は微生物に学べ!~持続可能な生活のあり方に気づく
「微生物はすごくいい役目だとわかった。どろ水を残した中で微生物は働いてくれるからすごい」「地球温暖化が進んでいる原因は、生産者と消費者の間にある“ものすごく増えたもの(ゴミや売れ残り、働く人や仕事の種類)だとわかった”」

実践事例2 大激論「大丈夫?日本の食卓」~世界とつながる私たちの食べ物
「日本はもう戦争しないと約束したけど、他の国はしてないから、そこで戦争が起こったら大変なことになってしまう」「インドネシアのエビが日本とこんなに関係があるとは思わなかった」「自然のものがないと自然災害は防げないんだな」

実践事例3 わがまちプロジェクト~子どもたちの地域参画
「まちの改善点を書いていたら、どんどん他にも書きたいことが見つかった」「みんなの改善案が実現したらすごい。夢がかなったらいいと思う」

実践事例4 なかよしプロジェクト~留学生と地域に提案!みんなで仲良く暮らす地域へ
「みんながなかよく暮らすために、もっと地域の人にも留学生のことを知ってほしい」「留学生に伝えるだけじゃなくて、地域の人にも留学生のことを伝えていきたい」

実践事例5 マレーシアから学ぼう!~生物多様性、民族多様性、そして森林
「日本人の気持ち、マレーシア人の気持ち、農民の気持ち、そして生き物たちの気持ち‥。みんなの気持ちをうまく調和するにはどうしたらいいのだろう」「イスラム教の人たちは日本とちがうところがいっぱいあっておもしろい」

実践事例6 ストリート・チルドレンになってみよう!~体験学習が価値観の変化を促す
一晩外で過ごした後:「寒くて怖かった。家に帰りたかった。これで帰る家がないなんて‥」 児童労働体験した後:「見るとやるとは大違い」「8時間働くこともなんて信じられない」

実践事例7 誰のための援助?~国際協力のあり方を追求する
「援助の費用を用意するのにアルミ缶集めをしたり、とても大変だったけど、マラウイの人達の笑顔につながったのでよかった」「アフリカのきがで死んでいく人たちは日本を含めて先進国のせいもあるということが分かりショックでした」「先進国が借金を減らしたらどうか?」

実践事例8 6年間を通しての環境教育カリキュラム
「すべての割り箸が悪いとはいえないと思いました。割り箸の中には間伐材を使用しているものもあることがわかり、エコについて考え直しました」事例おまけ DEARの教材を使った実践

第3部 解説・参考資料

授業づくり・実践のポイント
授業づくりのコツ
教室を社会・世界へとつなげる学びのつくり方
子どもも大人も弾む手作りの授業を(千葉保さんインタビュー)
参考資料「小学校学習指導要領を読み解く」
開発教育協会の教材・出版物案内

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