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2017年度教師海外研修の様子

2017年度は小・中・高・特別支援学校の先生8名をラオスへ派遣し、子どもたちの交流や教育現場、国際協力現場の視察をしてきました。
その様子を少しご紹介☆

【カンカイ教員養成短大】
教員免許を持っていない先生方を対象とした講義の様子を見学しました。雨季休みの一ヶ月を使って教員養成を行うとのことでした。別の校舎へ行くと、教員養成を受けている先生のお子さんを預ける託児所がありました。「子どもは周りのみんなで育てる」というラオスらしさが、この教員養成短大でも感じることができました。

 

 

【ラオス県人会との食事会】

ラオスで活動をしている沖縄県人会の方々が忙しい中、集まってくださいました。青年海外協力隊員としての活動の様子や生活して感じていること、苦労などを直接聞くことができました。文化も風習も違う環境の中で、なかなか思うようにプロジェクトが進まないもどかしさや思いが伝わらない悔しさを抱えながらも、みなさんがラオスの為に一生懸命活動していることが伝わってきました。特に、不発弾処理の技術協力をされている宇良さんのお話からは、処理をしている現地の方の様子や切実な思いも感じる事ができました。様々な課題がある中、「その土地らしい発展」をするにはどうしたらいいのか、改めて考えるきっかけになりました。

 

【アタプー子ども文化センター】

少女たちのしなやかな舞。不思議な音色を奏でる少年。元気に響く歌声。自国の芸能文化を披露する「ラオスっ子」の姿は、生まれた地を敬い伝統を受け継ぐ誇りに満ち溢れていました。「ボーペンニャン」と「なんくるないさ」。「スワイカン」と「ゆいまーる」。「ゾウの歩くはやさで流れる時間」と「うちなータイム」。「ラオラオ(酒)」と「泡盛」。素朴で素敵な共通点がラオスと沖縄にはあります。困難な時代でもエイサーやカチャーシーから元気を生み出し思いやりを大切にしてきた先人たち、大国に翻弄されたラオスの歴史と重なります。

 

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